# スタイリングしたい ```typst // ページ設定 #set page( paper: "a4", numbering: "1 / 1", ) // フォント設定 #set text( lang: "ja", font: ("Noto Sans CJK JP"), ) // 見出しの設定 #set heading( numbering: "1.1", ) // 見出しの表示設定 #show heading: it => { block( fill: luma(90%), width: 100%, inset: 1em, )[ #it ] } ``` ドキュメントをカスタマイズする方法に `set`ルールと `show`ルールの2つがあります。 `set`ルールは、要素のもつパラメーターを使って文書全体のデフォルト設定を変更したいとき、 `show`ルールは文書の要素(の一部)の「表示方法」を変更したいときに使います。 :::{note} 2つのルールの使い分けの基準はまだ体得できていません。 現時点では、 変更したい要素がもつパラメーターで対応できるときは`set`ルール、 できないときは`show`ルールを考えてみる、という基準で使い分けています。 ::: :::{seealso} - [](./typst-set.md) - [](./typst-show.md) ::: ## マークアップとスタイリング レポートや論文を作成する場合、 「マークアップ」と「スタイリング」をなるべく切り離して、文書を作成するとよいです。 マークアップは、さらに「セマンティクス(semantics)」を意識することで、文章構造をより明確にできます。 セマンティクスとは、 「ここは見出しにしよう」 「この用語は強調しよう」 「これはハイパーリンクにしよう」 のように、文章に目的を持たせることです。 このようにマークアップした文書構造に 「見た目」を与えるのがスタイリングです。 Typstではとくに、 自由度が高くて強力な`show`ルールを使って、 「見出しは網掛けしよう」 「下線で強調しよう」 「ハイパーリンクは青文字にしよう」 という設定が簡単にできます。 :::{note} TypstやLaTeX、HTMLなどは、 適切なマークアップを考えるとより楽しくなるドキュメント作成支援ツールです。 WordやGoogle DocsなどのWYSIWYGエディターでは、マークアップとスタイリングが結合しているため、セマンティクスを意識するのは難しいです。 ::: ## リファレンス - [Styling - Typst](https://typst.app/docs/reference/styling/)