スコアリングの流れ
スコアリングは、Geant4の世界で物理量を測定することです。
測定器(ジオメトリ)を設置しただけでは、ビームを入射しても何も測定できます。
論理ボリュームに対して、G4ScoringManager
やG4MultiFunctionalDetector
、G4VSensitiveDetector
を
適切に設定して、検出器が吸収したエネルギーだったり、通過した粒子の時刻や方向だったりを
測定できるようにする必要があります。
対話モード(G4ScoringManager
)
1int main()
2{
3 auto *rm = G4RunManagerFactory::CreateRunManager();
4 auto *sm = G4ScoringManager::GetScoringManager();
5}
対話モードやマクロを使ってスコアリングする場合はG4ScoringManager
を使います。
RunManagerを作成したあとに、ScoringManagerを作成すると有効にできます。
イベントごとのスコアリング結果を収集できます。