LaTeXの使い方
理系学生の多くは卒論/修論のときにLaTeXをがしがし使うことになると思います。 その時になって「インストールできないー」などと焦っていては 時既に時間切れ[1] です。 少しでもその手助けになればと思い、僕の経験をまとめておきます。
LaTeXの基本は「LaTeX2e美文書作成入門(技術評論社)」を読むことをオススメします。 ここに整理したことも、ソースのほとんどが美文書作成入門です。
僕がはじめて手に取ったのは、改訂第3版(2004年1月30日発売)だったと思います。 研究室の本棚に置かれていたもので、少し版が古いものでした。 数年に一度改訂されていて、現在の最新版は第8版(2020年11月14日発売)です。
LaTeXの開発も進んでいて、以前とは変わっている方法もあります。
ぜひ最新版を購入しましょう。
(とくに第7版→第8版では(u)pLaTeX
→LuaLaTeX
へと主エンジンが移り変わった様子が分かります。)
また、クラウドLaTeXのOverleafのドキュメントもとても充実しています。 どのパッケージを使うとよさげかの参考にするとよいです。
タイプセットしたい
ドキュメントクラスしたい
フォントしたい
- フォントしたい
- フォントの書体を切り替えたい(
\textrm
) - フォントのウェイトを切り替えたい(
\textbf
) - フォントのシェープを切り替えたい(
\textsc
) - フォントのサイズを切り替えたい(
\LARGE
) - フォントをもっと変更したい
- 日本語とLaTeX
- 和文フォントしたい(
luatexja
) - プリセットな和文フォントしたい(
luatexja-preset
) - 自由に和文フォントしたい(
luatexja-fontspec
) - もっと和文フォントしたい(
latexja-otf
) - ルビを振りたい(
luatexja-ruby
) - 和文フォントしたい(
kanji-config-udpmap-sys
) - もっと和文フォントしたい(
otf
)
- フォントの書体を切り替えたい(
- 欧文フォントしたい(
lmodern
) - 欧文フォントしたい(
fontspec
)