見出ししたい（\section）
\part{部}
\chapter{章}
\section{節}
\subsection{項}
\subsubsection{目}
\paragraph{段落}
\subparagraph{小段落}
見出しは、自分で太字などにせず、専用のコマンドを使います。
見出しには
部（\part{}）、
章（\chapter{}）、
節（\section{}）、
項（\subsection{}）、
目（\subsubsection{}）
段落（\paragraph{}）と
小段落（\subparagraph{}）
の階層があります。
それぞれの見出しと番号ラベルを整理しました。
見出し |
コマンド名 |
番号ラベル |
表示形式 |
|---|---|---|---|
部 |
|
|
ローマ数字（I、II、III、…） |
章 |
|
|
アラビア数字（1、2、3、…） |
節 |
|
|
アラビア数字 |
項 |
|
|
アラビア数字 |
目 |
|
|
アラビア数字 |
段落 |
|
|
番号なし／太字 |
小段落 |
|
|
番号なし／太字 |
\part{}と\chapter{}はbookやreportクラスで利用します。
articleクラスは\section{}から使うことが多いです。
見出しを変更したい（\thesection）
% 第I部 -> 第1部
\renewcommand{\thepart}{\arabic{part}}
% 1 -> 第1章
\renewcommand{\thesection}{第\arabic{section}章}
% 1.1 -> 第1.1節
\renewcommand{\thesubsection}{第\arabic{section}.\arabic{subsection}節}
% 1.1.1 -> 第1.1.項
\renewcommand{\thesubsubsection}{第\arabic{section}.\arabic{subsection}.\arabic{subsubsection}項}
\the見出しレベルを再定義して、見出しの書式を変更できます。
章番号のデフォルトはアラビア数字（\arabic{section}）ですが、
ローマ数字（\roman{section}）や
アルファベット（\alph{section}）などに変更できます。
titlesecパッケージを使って変更する方法もあります。