ドメイン情報したい(dig

$ dig +short ドメイン名
$ dig +short ドメイン名 レコードの種類
$ dig +short @DNSサーバー名 ドメイン名 レコードの種類

digコマンドでドメインに関する情報を確認できます。 +shortオプションを使って、結果だけを表示できます。

引数にはレコードの種類を指定したり、 @DNSサーバー名でDNSサーバーを指定したりできます。

# GoogleのパブリックDNSを指定
$ dig @8.8.8.8 ドメイン名 レコードの種類

注釈

引数とオプションの位置を適当に書いても、エラーは表示されず、結果が返ってきます。 自分が調べたいことが本当に返ってきているのか、確認が必要です。

詳細を確認したい

$ dig ドメイン名

+shortオプションなしで実行すると、いろいろ表示されます。

TXTレコードを確認したい

$ dig ドメイン名 -t txt
$ dig -t txt ドメイン名
$ dig txt ドメイン名
$ dig ドメイン名 TXT

-t レコードの種類オプションでレコードを指定できます。 ただ、-tがあってもなくても、TXTが大文字でも小文字でも、よしなに解釈してくれるようです。

ヒント

もともとdigコマンドを使ったのは、DNSサーバーのSPFレコード設定を確認するためでした。 上記のコマンドを実行してv=spf1を含む行が返ってこれば、SPF設定がされているサーバーということです。 たとえば、ドメイン認証するIPv4/IPv6アドレスの範囲が設定されている場合は以下のようになります。

;; ANSWER SECTION:
ドメイン名 IN TXT "v=spf1 +ip4:IPv4の範囲 +ip6:IPv6の範囲 ~all"