ウェブサーバーしたい（httpd）
1$ docker run -d -p 8080:80 --name my-httpd httpd
代表的なApacheをDockerを使って遊んでみようと思います。
Apacheコンテナのイメージ名はhttpdです。
ポート番号を8080番（-p 8080:80）し、コンテナの名前をmy-httpd（--name httpd）として起動しています。
コンテナが起動したらブラウザでhttp://localhost:8080を開いて「It works!」と表示されていればOKです。
コンテナには任意の名前をつけることができます。
僕はテスト時にはmy-イメージ名とつけることにしています。
以下では、このコンテナ名を使って、起動したコンテナにdocker exec -itでログインしています。
コマンドを追加したい（apt-get）
1$ docker excec -it my-httpd bash
2(my-httpd) $ apt-get update
3(my-httpd) $ apt-get install less
4(my-httpd) $ which less
5/usr/bin/less
6(my-httpd) $ apt-get install vim
7(my-httpd) $ which vim
8/usr/bin/vim
公式レジストリから取得したイメージには、（使い慣れた）コマンドが入っていないことがあります。
コンテナの中でapt-getを使って追加できます。
この場合はlessとvimをインストールしています。
設定ファイルを確認したい（httpd.conf）
1$ docker exec -it my-httpd bash
2(my-httpd) $ find . -name httpd.conf
3./conf/original/httpd.conf
4./conf/httpd.conf
5(my-httpd) $ less conf/httpd.conf
Apacheサーバー設定のファイル名はhttpd.confです。
ファイルの場所が分からない場合はfindコマンドで検索できます。
このコンテナでは/usr/local/apache2/conf/httpd.confにありました。
トップページを変更したい
1$ docker exec -it my-httpd bash
2(my-httpd) $ grep "DocumentRoot" conf/httpd.conf
3DocumentRoot "/usr/local/apache2/htdocs"
4(my-httpd) $ vi htdocs/index.html
まず、設定ファイル（httpd.conf）の中で、ドキュメントルートとなっているディレクトリを探します。
設定ファイルに対してgrepコマンドを使いDocumentRootという文字列を検索しました。
すると、ドキュメントルートは/usr/local/apache2/htdocs/であることが分かりました。
トップページを変更する場合はhtdocs/index.htmlを編集すればよさそうです。
また、他にもウェブサーバーで公開したいファイルは、このドキュメントルートの下に配置すればOKです。