リポジトリをクローンしたい(git clone

$ git clone リポジトリのURL


$ git clone https://github.com/shotakaha/kumaroot.git
$ ls
kumaroot

git cloneコマンドでリポジトリをクローンできます。 デフォルトでリポジトリ名と同じディレクトリが作成されます。

クローン先のパスを変更したい

$ git clone リポジトリのURL パス名

// あるイシューの動作確認をしたい
$ git clone リポジトリのURL プロジェクト名-issue番号

第二引数に、ローカルのパス名を指定して変更できます。

ヒント

ひとりでGitをしていても、あるブランチで編集しているときに、別のブランチの動作を確認したいときは多々あります。 他のひとと共同で作業しているのであれば、そういう状況は日常茶飯事かもしれません。

そのような場合、僕は「プロジェクト名-issue番号」のようなパスにクローンして、 確認作業が終わったらそのディレクトリごと削除するようにしています。 こうすることで、作業内容を意図せずまぜこぜにしてしまったり、 うっかりコンフリクトしてしまったりといった作業ミスを減らすことができました。

作業範囲をより限定したい場合は、後述するブランチ/タグ指定やshallowクローンするオプションなどと 組み合わせて使うとよいと思います。

タグ/ブランチをしていしたい(-b / --branch

$ git clone --branch タグ名(orブランチ名) リポジトリのURL
$ git clone -b ブランチ名 --single-branch リポジトリのURL

--branchオプションでタグ/ブランチを指定してクローンできます。 ブランチ名やタグ名は、それぞれリポジトリのウェブサイトで事前に確認してください。

--single-branchオプションを追加すると、特定のブランチだけクローンできます。

shallowクローンしたい(--depth

$ git clone --depth 1 リポジトリのURL
$ git clone -b ブランチ名 --single-branch --depth 1 リポジトリのURL

--depthオプションで、取得するコミット履歴を制限できます。 前述した--branch ブランチ名 / --single-branchと一緒に使うのがよいみたいです。 大規模なリポジトリをクローンする場合や、一時的に使いたい場合に便利です。

partialクローンしたい(--filter

# blob-less クローン
$ git clone --filter=blob:none リポジトリのURL

# tree-less クローン
$ git clone --filter=tree:0 リポジトリのURL

--filter=blob:noneオプションで、blob-lessクローンできます。 このクローンは、到達可能なすべてのコミット履歴とツリーを取得し、blob(=ファイル)は必要に応じて取得する形式です。

--filter=tree:0オプションで、tree-lessクローンできます。 このクローンでは、到達可能なすべてのコミット履歴を取得し、ツリーとblob(=ファイル)は必要に応じて取得する形式です。

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