hsimpleを実行（ .x hsimple.C ）

前ページのように Demos ツールバー の hsimple ボタンを押すか、CINTで .x hsimple.C と入力するか、シェルのコマンドラインに root hsimple.C を入力して hsimple を実行します。

実行すると 図 8 のように Dynamic Filling Example というタイトルのキャンバスが表示され、ヒストグラムが成長していきます それと同時に、 hsimple.root というROOTファイルが作成されます。

図 8 hsimple を実行した時に表示されるキャンバス

次ページからは hsimple.C の中身を見ながら、どうやってこのヒストグラムを作成しているのかは確認していきます。

• インクルードファイル（ #include ）
• マクロの定義
• コメントの挿入（ // ）
• 文字列（ TString ）
• ROOTファイルを開く（ TFile ）
• ヒストグラムを作成する
• プロセス時間の測定開始・表示（ gBenchmark ）
• キャンバスの作成（ TCanvas ）
• ヒストグラムに値を詰める（ Fill ）
• キャンバスに描画する（ Draw ）
• ROOTファイルに保存する（ Write ）